2010年 07月 11日

記憶

母に会いに行く。

近頃、とても落ち着いている。



昔話などしてみる。

ワタシが小学生の頃、母の実家の台所のテーブルは

長方形の天板で引出しが付いていて
(無印○品で売られているオーク材のテーブルと似ているが大工仕事感が強い)

それに木製の丸椅子の組み合わせが ワタシはとても好きで

行くと密かにそのテーブルの引き出しを開けてみたりしていた。

そんな話をテーブル・丸椅子の図解つきで話しても

「そんなハイカラなテーブルはなかった。

(自分が子供の頃は)座卓で座って食べた。父だけはお膳で食べていた」 と譲らない。

母ではなく私が子供の頃だよーと言っても

そんなテーブルは知らないと言い張り、記憶にない事も認めない。


「おじいさん、そのテーブルでご飯にきな粉をかけて食べていたのを覚えている。」

とワタシがいうと

「うん。 父はきな粉をかけてお膳でご飯を食べていた」と母。

、きな粉だけは一致。



母が脳出血の手術の前、血液を被った状態の脳の写真を見せられ

血液を被った細胞はもう機能しないと医師から言われた事を思い出す。

とんでいる母の記憶がその後遺症によるものものなのか

単によくある「忘れている」ーなのかは分からないけれど

記憶にないことを絶対認めないのは負けず嫌いの母の性格のせいだろう。



最近、何故か

そんな風に母の実家のテーブルを懐かしく思い出したり

通った小学校の校門が浮かんできて見に行きたいと思ったり

認めたくはないけれど「トシ」のせいかもしれない。




因みに ご飯にきな粉のトッピングは祖父が美味しそうに食べるので

試してみたことがあるが

ワタシ的にはNGだった。。。。。
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by nanbuneko | 2010-07-11 23:59 | 介護生活 | Comments(0)


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