2006年 06月 11日

人は住む家に合わせようとするーて話を聞いたことが有る。
確かに新築した家の奥さんて綺麗になることが多いようだし
家の佇まいとそこに住む人の佇まいって
合っている事って多いような気がする。

若い頃勤めていた会社の上司は
古い瓦屋根の日本住宅に住んでいた。
私用を仰せ付かり、奥様に届け物をしに行くと
真っ白のレースのエプロン姿の奥様が
綺麗に掃き清められた玄関に迎えでてくださって
その住い方と 奥様に憧れたものだった。

そういう家に住んでみたい!と言う気持ちと
唄を唄ってもあまり迷惑が掛からなそうーと言う理由で
古い家に住んでみた事がある。

しかし朝8時前に家をでて、早くても帰るのは夜8時。
会社帰りに飲んだりすれば帰宅は12時。
休日は寝てたいし、買い物だってある。
そんな訳で 「掃き清める」なんて事はたまにしか無く。

憧れの1枚モノの大きなガラスの建具は
厳寒の盛岡では寒い。
タイル張りの風呂も風情を感じるのは初めだけ
やはり冬は寒いし、夏は怪しげな虫が這い出してくるし
板間もちゃんと雑巾で磨かなければ 光っては来ないのだった。
塩ビ系の床のように掃除機のち軽~くモップという訳には行かない。

古い家を住みこなすには 磨く時間覚悟が居るんだと
身に沁みて感じたものだった。

ちょうど?その家は「何かが棲む」家だったようで
(以前にも書いたが) 結局逃げるように引越しをしたのだったが。

「古民家に住む」って見出しの本を結構見かけるが
確かに素敵だが 私のような無精者には無理だなあ・・・
古さをいたわりながら付き合う覚悟が今は無いから。
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by nanbuneko | 2006-06-11 22:21 | その他 | Comments(6)
Commented by Honig-Biene at 2006-06-11 17:25
こんにちは。遊びにきました(^^
古い家、というか囲炉裏のある家に憧れます。
でもあんまり大きい家は、「何か」の気配がしそうで怖いですね。
Commented by nanbuneko at 2006-06-11 22:37
Honig-Bieneさん、いらっしゃいませ~。
この家、ホントに居たんですよ!!怖かったです。
明け方「南無阿弥陀仏~」を唱える自分の声に吃驚しながら
目覚めたり・・怖かったです。。。。。。
Commented by tomoke at 2006-06-12 10:32 x
家って、その住み方にあわせるのですね~。我が家の家・・・何だか
軽そうな家です。(^^ゞ 古民家に住んでみたいと思うけど・・・。
冬の寒さって半端じゃなさそう。きっと今風に暖かく工事しなおさないと
暮らしにくいのかもね~。
Commented by nanbuneko at 2006-06-12 20:43
tomokeさん、その古い家はホントに寒かったんです(違う意味でも・・)。 日中誰か居ればまた違うかもしれないけど。
でも古い家って落ち着くし、遊びに行くならサイコー!!
Commented by kirink3 at 2006-06-12 23:25
"家"大好きです。
住宅展示場見ると必ず寄ります!!
ステキな”家”があると、ピンポ~~ン見せてください!って
言いたくなります。(怪しい人と疑われても)


私の大好きな「毛塚千代」さんの本に

『団地で見つけた小さな幸せ』があります。

古民家ならぬ、古団地に私も真似して住んでみた事が
有りましたが・・・・蛙に阻まれました。

その本はまさにnanbunekoさんの言うとおり・・・
住んでいる人と”家”はイコールかもと思える本です。

本屋さんでパラパラっと立ち見してみてください!
Commented by nanbuneko at 2006-06-12 23:57
kirinkさん、早速読んでみますね!
確かに「家」って意志があるんじゃ?って思うことあります。素敵な家を見ると どんな人が住んでいるんだろうって気になったり。前を通るとちらちら見たり・・
やっぱ、怪しい人になってしまうか(笑)


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