盛岡もののけ日記

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2007年 01月 15日

母の病室にて

昼、母に会いに行く。

今日はお粥を少し食べたようだ。
「雪は無いけど外は寒いよ~。此処は暖かいね」と云うと

『早く死にたい』と 母は云った。

「そんなこと云わないで、せっかく良くなってきてるんだから」

『死ぬ事が私の望みだ・・・楽しい事なんて何にもないんだもの』

・・・・返す言葉を失った。

天気の事、先日見舞いに来てくれた叔父のことなど
全然関係ない話を私は一方的にまくしたて
短い時間の見舞いで、病室を後にした。

今年は何で雪が降らないんだろうな・・・
どうせなら降ってくれてほうが気が楽なのに。

と、勝手な事を考えながら歩いた。
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by nanbuneko | 2007-01-15 23:50 | 介護生活 | Comments(8)
Commented by Honig-Biene at 2007-01-16 09:25
祖母が入院していた頃は「手術はおそがい(怖い)」と言っては、家から
持参した市川雷蔵のブロマイドを眺めていました。唯一の楽しみだった
ようです。見慣れた雪のない冬は、何だか寂しいのかもしれませんね。
Commented by tomokeda at 2007-01-16 10:32
そうなんですよ~。死にたいは、困りますよね。私も介護の仕事をして
いた時、やっぱり言われました。93歳の1人暮らしのおばあちゃんでしたけど・・・。何とも言葉に詰まりました。そう思う時の気持ちって・・・。
Commented by nanbuneko at 2007-01-16 20:19
■Honig-Bieneさん、市川雷蔵ですか!
なんとも可愛いおばあさまですね。 でもその世代の人にとっての手術ってホントに命がけで怖かったかもしれませんね。
「おそがい」って言うんですね。
Commented by nanbuneko at 2007-01-16 20:23
■tomokedaさん、そうなんです。なんて言葉を掛けていいか・・
母は耳も遠いし、左半身麻痺なので簡単に励ましの言葉がいえなくて・・。
やっぱ健康が一番ですね。
Commented by freshless at 2007-01-16 21:18
お母様、やっぱりしんどいのでしょうね。
しんどくて、娘のnekoさんに、甘えたいのもあるのかもしれませんね…。
Commented by nanbuneko at 2007-01-17 00:09
■freshlessさん、母は酸素は外せたのですがやはり呼吸は苦しそうです。
・・まあ、言わずにはおれないのでしょうね~。
心はそのままなのに、体が動けなくなっていくのって辛いのでしょう。
Commented by kirink3 at 2007-01-18 22:36
母も同じ事を日常的に言います・・・・
言われる方も辛いですよね。母の辛さを100%解ってあげられない
けど、介護離職した私の辛さも母には、解ってもらえ無いです。
でも、母にはいつまでも生きていて欲しいと思います。nanbunekoさんのお母様も何とか元気を出して欲しいです・・・
Commented by nanbuneko at 2007-01-18 23:16
■kirink3さん、kirink3さんのお母様もやはりそうですか・・聞き難い言葉ですよね。
今日も「死ぬ覚悟は出来ている」とか散々言われました。
食事量は確実に増えているし「生」の強さを感じるんですけどねえ・・・・
でも自分が同じ状態になったら、やはり言っちゃうかもしれないけど。


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