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2006年 01月 27日

続・天井のシミ

広がっていく天井のシミ。
大家さんに言うと 
「それは、スガモリだから気にしなくていいから」

スガモリというのは 屋根に積もった雪が 部屋の暖房によって融けて
トタンとトタンの重なり合うところから染み出してくるものだそう。
酷く漏ってくるようなことは無い筈だから 春まで様子を見るように・・とのこと。

その年は寒くて 最低気温がー10℃以下の日はザラだった盛岡。
雪は屋根の上で氷と化し 固まっている。
冬の間は屋根の修理など出来るはずも無い。
そして 引越し費用など働き出したばかりのビンボーな自分にはもう残っていなかった・・・

そのうち大船渡から友人A子が遊びに来た。
久々に楽しいひと時を過ごした。
せっかく来たんだから写真でもと シャッターを押すが
ー下りない・・なんどか繰り返してもシャッターを切ることが出来ない。
故障? 暗いのかな? それでも数枚はなんとか撮る事ができた。

 早く春になれ!
そしたら「スガモリ」も無くなるし、日も長くなってもっと明るい部屋になるかも
何より、その頃にはこの部屋にも慣れて今の気分も落ち着くだろう。

 そう考えてひたすら春を待っていた。
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by nanbuneko | 2006-01-27 21:38 | もののけの気配 | Comments(0)
2006年 01月 27日

今日の父

 昼時間、 父の病院へ行ってみた。

絶食だし、家族としてもあまりしてあげられることがない。
蒸しタオルで顔を拭いてあげると その時だけ物凄く幸せそうな表情をした。
元気な頃、床屋好きの父は常に頭髪は整えていたっけ・・・
床屋にいる夢でも見ているのだろうか?
でも、今自分の顔を拭いているのが 娘だとは解っていないみたい。

そういえば 介護が始まったとはいえ、まだまだ元気だった頃。
糖尿で入院した病院のベットのうえで タバコを吸って看護婦さんに しこたま怒られた。
しかも枕もとの「酸素ボンベ」の真下でタバコを吸うもんだから性質が悪すぎる・・ 
家族がひたすら謝っているのに 本人は平然として またすぐ吸っていたなあ~このひと。

在宅中も お酒がやめられず 血糖値が安定せず
医師の 「お酒は飲んでないでしょうね?」の問いに
「お酒は一滴も飲んでいません!」 と真顔で言い切り
「ビールと焼酎です」
とお笑いのネタのような返答をし 苦笑されたり。

しかし、綺麗な看護婦さんが訪問看護に来ると 手を握るのは忘れず。
(セクハラ爺め!)

家族は常に病院や介護のスタッフの皆様に謝りまくっていたのだった。

いまは 大人しくただベットに横たわっている父。
ー不思議な気持ちでみた。

 
 
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by nanbuneko | 2006-01-27 14:44 | 介護生活 | Comments(0)
2006年 01月 26日

天井のシミ

 引っ越した平屋は 今までのアパートから歩いて20分程度。
スーパー・バス停など生活圏は違うものの そんな離れた場所ではない。
電話番号は変わらなかったし、 引越し案内も友人には出した。

ーところが引っ越してからというもの 誰も訪ねてこなくなった。
電話も掛かってこない・・・前のアパートの時はひっきりなしに友人達が集まってきていて、とっても賑やかだったのに・・・・・

皆忙しいのかな? 雪でこれないのかな? なんで誰も来ないの?
そして、何だか 自分自身がヒトと逢いたくないようなきがする。
ーなんか、なんか解らないけど 自分の廻りにバリヤーのようなものを感じる・・・・・・

 そのうち天井に 雨漏りのようなシミが出てきたことに気がついた。
厳寒の盛岡、雨なんか降ってないのに 夜になると ポツッ ポツッと音がして 天井にシミが広がってゆく・・・・・

 怖くて 寒くて 眠れない・・・・・なんなんだこのシミ?
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by nanbuneko | 2006-01-26 20:16 | もののけの気配 | Comments(0)
2006年 01月 23日

夢見・・・

姉から電話があって これからの事など若干話し合う。

姉が言うには「オバチャン(母妹)から夕べ電話があって、『夢見』が悪いから気になって掛けたけど 何かあったか? といわれた」 んだそうで。

おお!恐るべし 霊媒系はDNAだと何かで読んだがやっぱそうかも!
ーこの叔母、若いときからそういったアンテナが存在した。
でも「なんかあった?」の範囲であって 他細やかな事が分かる訳ではない。
結局あとは自分の家の嫁の愚痴とかいっぱい聞かされたらしい。

時々不思議に思うのは 父の友人などが亡くなった連絡を貰って
それを伝えに 老人ホームの父を尋ねていくと
私の顔を見るなり「誰か死んだか?」と 言い当てられる事である。

やっぱ 不思議・・・・・・
まさか私がサトラレって訳じゃないよな~
だったらどうしようー 
煩悩だらけのこの頭の中身、人様には知られたくないしなあ。
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by nanbuneko | 2006-01-23 21:49 | てれぱしー? | Comments(0)
2006年 01月 23日

今日も雪は降る・・・・

父の病院へ行く。
この10年、何度も入退院を繰り返しているが今回は違う。
退院ーという予定が無いのだから・・・

父は、先日よりは元気で饒舌に喋っている様子だが
声にならない部分も多く、会話にはならない。

ーまた変な事言ったらどうしよう?と くだらない事を考えていると
「Mえ」と父の妹の名を呼んだ。
ーMえオバチャンに逢いたいの? と訊くと うなずく。

そして、私の顔をじーーーーと見つめた後
「お前、だれだ?」

今日は 見知らぬ人ですか私?
しくしく 寒い中歩いてきたのになあ。

まあ いいっかあ。
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by nanbuneko | 2006-01-23 19:31 | 介護生活 | Comments(0)
2006年 01月 22日

本当に春はくるの?

 今年の雪は半端じゃない。

 今まで生きてきて初めての体験だ。
 時間さえあれば雪掻きもそんな苦にならないし、雪だるまやかまくら作りも大好き!!な自分。 (幼稚園児・犬とレベルは同じ)
 でも、これだけ降られると 酔狂な私でも雪だるま創作の意欲が湧かない・・・ツルハシもって氷割るのしんどい。
 ひたすら明日は天気である事を祈祷しながら暮らしている。

  今日は父の病院へは行かない(姉が行っているのでサボリ~)
 行ったら今度はどんな言葉を掛けられるのか ちょっと心配。
 -でも期待してたりして・・・・・・・

 
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by nanbuneko | 2006-01-22 14:24 | その他 | Comments(0)
2006年 01月 21日

憑依?する父

 実は昔から 父は入院する度 伝説?をつくって来た。
 大腸を手術した時は 90kmもはなれた叔母(父妹)宅の玄関に姿を現し「入院中だよね!」と叔母を驚かせたらしい。
 玄関を開けたら 父らしい姿がぼーっとみえ叔母が「え!!」と驚いていると姿が消えたらしい。

 実は私もうすうす感じていたことがある。
 父が入院する度、私が経験した事がない腹痛や胸痛に突然見舞われるのである。
 「こんなに痛むなら病院行かなきゃ!ヤバイかも」と焦っているといつの間にか痛みは嘘のようにさーっと引ていく・・・・・
 後で父の病状を知り 自分が突然痛みを感じた場所と 父の患部が同じな事を知るのだった・・・ 

 これってやっぱ 憑依?
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by nanbuneko | 2006-01-21 22:07 | てれぱしー? | Comments(0)
2006年 01月 21日

父の入院

 正月そうそう 父が入院している。
老人ホームに入所しているのだが、最近食事も取れずかなり痩せた様子。
ホームでは手に負えないと病院に移された。
 介護が始まってもう10年以上。 
在宅介護のしんどさはもう筆舌し難いほどだったが ここ数年は老人ホームのお世話になり、娘としては正直楽でありがたい。
 面会に行っても、笑顔で接する事が出来る。(在宅の時は余裕が無かった)
ホームの職員の皆様にはホントに頭がさがる。

 食事も取れなくて 肺に水が溜まり入院した父。
痰が出せなくて チューブのようなもので看護師さんに取ってもらう。
苦しいせいか手で振り払おうとするので、私が手を握り「頑張って」
処置を終えて涙ぐんでいる父の涙をぬぐうと ひと言
「愛してる」 はあああああああ?
「大好き」 はああ?私って実の娘なんですけどお~(たぶん)

私の事が誰か認識できない様子・・・でも誰と勘違いしているんだ!?
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by nanbuneko | 2006-01-21 21:55 | 介護生活 | Comments(2)
2006年 01月 20日

初めてのリアルな体験・後日談

 誰にも言わないでおこうと思った光と砂利を掘るような音。
それから10年以上経って、そういった類の話を母とした時 「そういえば高校生の時さあー」と思い切って話してみた。

 母は「あんたも見たの? オレンジっぽい円い光でしょ。 私も窓を開けて林の方に見たけど。 あんたが怖がるといけないから云わなかった。 -ふーん、そんな近くで見たのか・・・」と事も無げにいう。
 「○○ばーさん 挨拶に廻っていたのかもね」

 そう、その日は本家のおばあちゃんが逝った日だったのだ。
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by nanbuneko | 2006-01-20 16:13 | もののけの気配 | Comments(0)
2006年 01月 20日

初めてのリアルな体験

 時々、これは?と思うような不思議な出来事に遭うことはあっても
「考えすぎ」とか「偶然」で済まされる程度のものだっだし、実際勘違いの部分もあったと思うし、いわゆる「みえちゃった?」という事はあまり気にせず生きてきたような気がする。

 高校・・たぶん3年生ぐらいの時だと思う。
ラジオの深夜放送が好きで夜更かしが恒例だったある日のこと。
AM2時半 ぴったりその時刻にトイレに行きたくなった。
階下のトイレに入っていると、窓の下からザクッツザックっと砂利を掘るような音がする。 窓には直径20cmぐらいの円状の光が映っていた。
 昼、誰か近くで花火をしていたから その火の後始末が気になって誰かスコップと懐中電灯を持参で来ているのかしら・・と頓珍漢な事を考えながら 衣類を直しトイレから出た。

 自分の部屋へ向かう階段を昇りながら気がついたのは・・・
家は斜面に建てられた半分地下の3階建てで、トイレ部分は二階になっている。 その窓に円形に映るように懐中電灯を当てるのは梯子でも架けなければ無理・・・第一こんな夜中にスコップで他人の敷地を掘るはずは無いのである・・・
 自分の部屋に着いて 愕然としそれから恐怖感が這い上がってきた。
自分の部屋の西側の窓はトイレの上。ー窓を開けてみればさっきの光がなんだったのか見られるかも。
 でも、怖くて窓を開けて確認する気にはなれなかった。
そして人に言ってはいけないような気がしてずーっと誰にも言わなかった。


 その晩は眠れなかった。
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by nanbuneko | 2006-01-20 15:44 | もののけの気配 | Comments(0)