盛岡もののけ日記

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2006年 03月 04日

母の反応

父に逢わせる為 老人ホームの方に
母を急遽連れてきてもらった。

母の車椅子を押して父の病室に入る。
「父さん 死んじゃったんだよ。
元気なうちにあわせてあげられなくてごめんね」

母は大声で「父さん!とうさん!」と父の冷たくなった腕を掴み
そして大きな父の耳を引っ張っている。

医師の話を伺う為 ナースステーションへ。
死因等の説明を受ける間 ステーション入り口で母を待たせた。
母の元に戻ると
「父さんナシテ(何で)あんなに顔色悪いの?
いっつもあんなに冷たくて 喋らないのか?」と母は訊いた。

・・・父の死を 理解していないのか・・・・

「父さん死んだんだよ」 
もう一度云うが 母には聴こえない。
もっと大きな声で
「父さん死んだんだよ」 
何べんも何べんも 繰り返して云う。

正直 葬儀のどの儀式の時より この時が辛かった。
確かに母は 難聴ではあるが 今聴こえないのは
『夫の死』を 受け入れたくないのだろう。

それでも 繰り返し 泣きながら 
事の次第を告げる娘を見て ようやく 
『夫の死』を受け入れてくれた。

そうして 「葬式をちゃんと やってくれ 頼む」と私達に云い
そこで 父とお別れをした。
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# by nanbuneko | 2006-03-04 15:25 | 介護生活 | Comments(0)
2006年 03月 03日

父の逝去

2月27日 父が逝った。
老人ホームから病院に移って2ヶ月足らずだった。

26日の夜 夢を見た。
上下真っ黒い服の 中年の男が 
等身大のガラス瓶の脇に立っていた。
大きいが とても薄くて 儚げなガラス瓶
「割っちゃ嫌だな・・」と私は思っている。

黒い服の男は 私の方を申し訳無さそうに見ると
ガラス瓶に抱きつくように力をいれ
そして 儚げなガラス瓶は粉々になった・・・・

目覚めて 嫌な夢をみた と思った。

27日AM5時20分
電話のナンバーデイスプレイが青く表示された
『チャクシンチュウ』になったが 
そのあとのナンバーは表示されなかった。
「こんな時間に!もしや病院?」 不安がよぎったが
そのアトは電話が来なかった・・

だけど9時過ぎ 病院から急変の連絡。
慌てて駆けつけたが 死に目には会えなかった。

父はひそやかに ベットに横たわっていた。
点滴やカテーテルは外され
苦しみからも解放されたような 穏やかな顔だった。
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# by nanbuneko | 2006-03-03 00:06 | 介護生活 | Comments(0)
2006年 02月 26日

神社

今日は神社に参拝。
神社にはよく行くのだが 今回は大事なお願い事があるので 
いつもは通れない拝殿通過とかいう儀式を受けた。
記帳の順番を待っている間 
何気に御簾などを眺めていて気づいた。
御簾の上部に使われている布地の模様・・・見覚えがある!

実はここ2年ぐらいだが 明け方4時ごろ
ピーンと眼が醒めてしまう時がある。
まだ明けきらぬ夜の闇の中 天井に見えるものがある。

渦巻き星雲のように ぐるぐる巻いている何か
それはだんだん広がって崩れながら流動していく。

または天井一面に
柊のようなぎざぎざの葉っぱが 散りばめられていたり。
或は、格子模様が天井に広がっていて
籠の中にいるような感覚だっったり。

それを不思議な気持ちで眺めていると また眠りに入り込んでいく。

きょう神社で見た 布地の模様は
まさにその 渦巻き星雲と柊で デザインされていた。

あれって何の意味があるの?

それにしても参拝者の多いこと!
神様って毎日 少ない賽銭で 煩悩ぶつけられて 大変だよなあ・・・
でもやっぱり神様 私の願い事よろしくお願いします!!!
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# by nanbuneko | 2006-02-26 19:18 | その他 | Comments(0)