盛岡もののけ日記

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2006年 02月 10日

ひらひらの雪

今日も 盛岡は雪。
病室からみると 大粒の雪が 
舞うーというのがぴったりな感じに降っている。
落ちようとしてまた舞い上げられて ひらひら 蝶みたい。

今日の父は私の事が判らないようだけど 顔色はよい。

もしもの時・・生れたからには死は誰にでも訪れる事だけど
父にその時が来たら・・・といろいろ考える。

知人の誰かが逝く時、「お知らせ」が届いたり
なにかが見えてしまうときがある。

隣家のおばあちゃんが一昨年逝った時のこと。
前の晩、二階の窓をオレンジ色の球がよぎっていくのをみた。
(高校生の頃同様の経験があった)
朝8時、窓を開けると隣家の二階屋根のてっぺんに
10代と思しき女の子が立っている姿が
一瞬見えて 吃驚したがすぐ消えた。
丁度 その8時ごろ逝ったらしい。

80代のおばあちゃんが逝ったのに 
何故屋根に見えたのが10代の女の子の姿だったのか・・?

叔母(母の姉)が逝くときは
深夜2時 台所の棚から鍋の蓋だけが
大音量で転がり落ちて目が醒めた。
母はその時刻、酷い胸痛に襲われて眼が醒めたそう。
叔母は、丁度その時刻に心臓発作を起こして 逝ったそうだ。

祖母の時は 明け方5時 頭の中に響くような感じで
部屋のドアを叩かれる音で目覚めた。
頭の中には 音と一緒に
人とは思えない大きな手形が ドアについたイメージが浮かんだ。
祖母が逝ったのは その2時間後だった。

ー父に何かあるときは
どんな形で お知らせがくるのだろう・・
考えたくないけどなあ。

今日も盛岡は寒い。
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# by nanbuneko | 2006-02-10 23:04 | 介護生活 | Comments(0)
2006年 02月 09日

父が入院し、母は老人ホーム。
様子を見にいくと やはり痩せた様子。
ホームのスタッフの皆さんが励ましてくれているが
何年も連れ添った夫婦だから
父がもう戻ってはこない事を分かっているのだろう。
そしてなんだかしっかりしている。
元気だった頃の母が垣間見れる。

脳溢血の手術の後遺症と 
車椅子での限られた狭い空間での生活。
そして やや不自由な聴力。

そんな環境が 母の人格をいつの間にか変えていた。
見方を変えれば 建前が取っ払われ
根っこにあった性格が浮き彫りにされたのかもしれないが。

時々 「母さん」と呼ぶのを躊躇われるような言葉も投げつけられた。
在宅介護の時感じた辛さは物理的なことより
母が自分の知らないヒトに変化していく事だったかもしれない。

今、ひとりでホームに居る母は 
「私が知っている母」に近いかも。

今日は事務所の駐車場の雪かき。
一日手をつけなかった雪は水分を含んで重い。
盛岡の除雪費 15億の予想とか・・・・ため息
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# by nanbuneko | 2006-02-09 19:24 | 介護生活 | Comments(0)
2006年 02月 08日

眠り

父の病院にて。
熱が出てきたらしく氷枕をしていた。
目を開いていても虚ろで 
眠っているかのようにいびきのような音をたて呼吸をしている。
顔を拭いてあげると 気持ちよさそうな顔をして 
目を閉じ本格的に眠りだした。

こんな風に気持ち良さそうに眠れるなら・・・
最期は苦しまずいけるといいな・・

今日、病院に着いたら別の玄関に 黒い車が入っていった。
ご遺体を運ぶんだなあ・・

病院て不思議な場所だと思う。
生れてくる命・去って行く命 
それが同時に存在する場所。
喜びも悲しみも 食べ物や洗濯物や排泄物や薬品の匂いと
ごちゃ混ぜに あるところ。

今日の盛岡は昨日からの雪で また雪山だらけ。
どうしよう 掻いても掻いても 雪の捨て場がないよ・・・・
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# by nanbuneko | 2006-02-08 16:24 | 介護生活 | Comments(0)