盛岡もののけ日記

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2006年 02月 20日

病院て・・・・

父の様子を見にいく。
「○○○だよ~」←私の名前
反応が薄い・・・・・
「一昨日 東京からMちゃん(孫)来たでしょ?嬉しかったでしょ?」
大いに反応あり何か一生懸命云っているが声にならない。
孫の存在は偉大だ!
私なんか週4日以上は来ているのに
「お前だれだ?」とか 「愛してる」(誰と勘違いしてるんだ疑惑) とか 
娘と認識して貰えない日も多いのにさあ 凹

隣のベットでは リハビリ入院らしいおじいちゃんに
奥さんが昼食のお世話に来ていた。

「溢して食べないで!あーせっかく洗った肌着!
病院のは(レンタル病衣)仕方ないとしても・・
あー アンダ(貴方)気をつけて食べないと!ほらほら」

う、結構言い放題な奥さん・・と思ったらご主人の方も負けていない。
「そーでなくよ! 早くコレをアレしろ!」
結局、仲の良いご夫婦なんだろう。

病院というところは
その家族の有様が白日の下にさらされる場所かもしれない。
母が脳溢血で倒れて 暫く脳外科に付き添った時そう思った。

母の入院先で 同室だったおばあちゃん(80代後半)は 
嫁(といっても60半ばで私の母世代)と 折り合いが悪かったらしく
まだ危険な状態なのに 上半身を起こして 鬼の形相で
自分の点滴を 嫁に向かって投げつけたそう。
お嫁さんは 姑の死角の位置である
病室入り口付近で付き添っていた。

他、様々な状況を見せ付けられ 
人間て複雑な生き物だと思う事も多かった。
病院の看護婦さんは 仕事の大変さの他に
こういう修羅場とかもみてるんだなー

介護に至っては、長い時間だし 
ほんといろいろ 見ちゃうんだろうなあ 介護のお仕事の人・・・

ま 人様からみれば家も 「いろいろ」の部類だろうし。

そういえば実家で在宅介護のとき 
お世話になったケアマネさん元気かなあ
ブログ見てたら改めて御礼を言いたいくらいだけど

物凄く忙しそうだったから 見てる暇なんてないんだろうなあ。

深く深く 感謝。
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# by nanbuneko | 2006-02-20 17:03 | 介護生活 | Comments(0)
2006年 02月 19日

轢き逃げ

日曜日の定番服 Gパンと ゆるゆるのトレーナーで
ボヘラ~と過していると 家のチャイムがなった。

出るとカッコいい革ジャン姿30代?のおとこの人。
すばやく見せられたのは警察手帳 「○警察署のものです」

ー あっ さっきTVでやってた刑事もので映ってた手帳と
同じ! 同じ! (当たり前か・・・・) しかもカッコいいこの人!
妙に感動しながらも で、家に何の御用事?と 不安に思うと。

「金曜日に軽度のひき逃げ事件が発生しました。
轢き逃げした車は ○○○○○ワゴンです。
それで盛岡市内の○○○○○ワゴンを全て見せてもらっているのですが」

うわ~ もしかして轢き逃げ容疑?
でもこのイケ面の刑事さんとってもやさしい語り口調。
金曜日の外出状況など訊くと すぐ去って行った。

家の車、地味で人気が無く あまり市内で見かけることはない車種。
きっと すぐ捕まるんだろうな犯人。

それにしても カッコいい警察官だった。
もう一度お会いしたい・・・・ってそれはそれでやばいか。
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# by nanbuneko | 2006-02-19 13:35 | その他 | Comments(0)
2006年 02月 18日

やっぱ怖い話し

数年前、パートの派遣で通っていたビルがある。

不景気から撤退または廃業する企業が増加
不動産屋の看板ばかりが目立ちはじめた盛岡。
そのビルも例に漏れず テナントはどんどん居なくなり
5階建てだが 埋まっているのは4階のフロアのみ
(しかも二社だけ)

寂しくて気味が悪い感じも有ったが 気楽さもあり
特に 使われていない3階のトイレだと
誰に遠慮も無く 化粧直しや歯磨きができるので 
結構重宝していた。

ある日、いつものように3階のトイレに入ったときのこと。

ドアを開けた瞬間 なんか嫌な感じがした。
トイレの隅に 白っぽい何かが見える!
吃驚して声も出せず その白いものを見ていると
天井の方に もくもくと大きくなっていく
ソフトボール大の粒が葡萄の房ように連なって
煙のように上の方に昇っていく!

「えーなにこれ! 怖い!助けて!こっちへこないで!」
心の中で叫んだけど声は出ない

するとゆるりと その白い巨大葡萄?が自分の方に向いてきて
驚いてあんぐりと開けていた自分の口の中に入ってきたのだ!

驚くばかりで 一体何が起こっているのか解らなかった。
今 自分の口の中に入ってきたものは何!?
私はどうなってしまうの?

だけど こんな事ヒトには言えない。
変人扱いされるだけだろう・・・・・

その後暫くしてのこと
5階の自動販売機で缶コーヒーを買っていると
階下から 「きゃー」とか「ウ ううん」という 
まだ言葉を話せない幼児のような声が上まで響いてきた。

4階に戻ったけど 子供なんて居ない。
「誰か、お子さんを連れてらしたんですか?」
事務所の人に聞いても 「誰も連れてきてないよ」との返事。

また或る時は仕事を終えて 親の入院先に向かう時の事。
ビルのすぐ脇の坂 緩やかに見えて実はキツイ。
「あー 疲れた。これから病院かあ しんどいなあこの坂」と
思いながら歩き始めた時
自分の肩甲骨下付近を 押す小さな両手を感じた。
「-?まさか?なにこれ?気のせいだよね?」

だけど その感触はとても確かで
私は誰の姿も見えないのに 誰かに背中を押して貰いながら
その坂を半分まで登るーという 信じられない経験をしたのだった。

その後派遣先の事務所は撤退し 私は違う仕事に就いた。
そのビルは閉鎖され 今も「売りビル」の看板が出ている。

雪に覆われたまま無言でたたずむ ビル
もう立ち入る事はないが
あの時 自分の口の中に入って来た白い煙のような物体。
あれは一体何者で そして 自分に何か作用はしないのだろうか?

今でも時々 不安になる。
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# by nanbuneko | 2006-02-18 22:26 | もののけの気配 | Comments(0)